ロールコーティング
塗料用語において、”g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器”に分類されている用語のうち、『ロールコーティング』のJIS規格における定義その他について。
塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器”に分類されている塗料用語には、以下の、『ロールコーティング』の用語が定義されています。
塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器 】
分類: 塗料用語 > g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器
番号: 3091
用語: ロールコーティング
定義:
2本又はそれ以上の横置硬質ロールの間に平らな物体を通過させて塗料を塗る方法。
塗料は、ロールから平板又は物体の片面又は両面に移行して塗装される。
備考:
通常、ロールコーターは、塗付けロール、調製ロール、塗料ピックアップロール、送りロールの4本のロールで構成されたものが、一般的で、ローラの回転方向と被塗物の進行方向が同じものをダイレクトロールコーター、逆のものをリバースロールコーターという。
合板、スレート板、鋼板、亜鉛めっき鋼板(※1)などのシート状ストリップ状の平板の塗装に用いられる。
対応英語(参考):
roller coating
(※1)
亜鉛めっき鋼板関連のJIS規格には、以下などがあります。
JIS G 3302
溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3312
塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS G 3313
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
[ 塗料用語 > 塗り方,塗装の素地調整,材料,機器 ]