木目塗り/焼きむき,バーンオフ
塗料用語において、”g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器”に分類されている用語のうち、『木目塗り』、『焼きむき,バーンオフ』のJIS規格における定義その他について。
塗料・塗膜・顔料・溶剤などの種類や性質、塗装の塗り方、素地調整、乾燥方法など、塗料工業において用いられる主な用語として、塗料用語(JIS K 5500)において、”g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器”に分類されている塗料用語には、以下の、『木目塗り』、『焼きむき,バーンオフ』などの用語が定義されています。
塗料用語(JIS K 5500)
⇒【 g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器 】
分類: 塗料用語 > g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器
番号: 3085
用語: 木目塗り
定義:
塗料によって木材表面の外観及び肌合いを再現する操作。
はけ(※1)、海綿、ゴム、くし、ローラーなどを用いて、ペイント塗面に木目を書き表す操作。
対応英語(参考):
graining
分類: 塗料用語 > g)塗料の塗り方、塗装の素地、素地調整及びそれらの材料並びに機器
番号: 3086
用語: 焼きむき,バーンオフ
定義:
膜を熱によって軟化させ、まだ柔らかい間にかき取って塗膜を除去する方法。
対応英語(参考):
burning off
(※1)
はけ(ハケ)とは、塗料を塗り付ける器具の一種で、獣毛又は合成樹脂製繊維を束ねて、柄に固定したものです。
毛や繊維の束に塗料を含ませ、物体の表面に触れて移動し、塗料を物体の表面に薄層として塗り付けます。
束の形や角度によって、ずんどうばけ・丸はけ・平はけ・すじかいばけ があり、用いる毛には、馬毛、やぎ毛、豚毛、うさぎ毛、たぬき毛、ナイロンなどがあります。
[ 塗料用語 > 塗り方,塗装の素地調整,材料,機器 ]